スッタニパータ スッタニパータ解説【蛇の章~其の一~】 【はじめに】経典についてのブログ投稿は初めてになる。その一回目を飾るのは現存する仏典の中で最古とされる「スッタニパータ」でいこうと思う。最古の仏典であるが、真理はこの頃から変わってないし、人間の悩みの根源もこの頃から変わってないように思う。... 釈 離塵 スッタニパータ分類
智慧 僧侶の基本概念 【はじめに】仏教には在家者と出家者について区別がしばしばみられるが、それは根本的にどういう違いがあるのか。出家者である僧侶は在家者である衆生と仏教的にどう区別されるのか。そういったことを今回のブログではまとめていきた。まずは仏教の言葉の意味... 釈 離塵 智慧
智慧 罪悪や煩悩の解釈と因果律 【はじめに】仏教における罪悪や煩悩についてまとめていこう。善行や健全さといった良い面を謳い推奨していく中で、その逆に、何が悪行で何が罪なのかも同時に教義として存在している。そもそも善行も健全さもその対となる悪行や罪が存在しない限りはありえな... 釈 離塵 智慧
智慧 独覚乘、縁覚乘 独覚乘とは仏教徒としての立ち位置を示す言葉である。今回のブログでは社会的なものを無視した仏教的な肩書きについて記していこうと思う。愚者・・・五逆の罪を犯してる愚かなる者。凡夫・・・智慧が無く苦しんでいる者。衆生・・・在家にて生活してる者。声... 釈 離塵 智慧
仏法 四諦八正道 【はじめに】仏教における実践的な根本教理にあたるのが「四諦八正道」である。釈尊が初めて行った説法がこの「四諦八正道」であるとされていて、その事を「初転法倫」という。「諦」というのは真理という意味で捉える。大まかな意味合いとしては四つの真理と... 釈 離塵 仏法
智慧 三科 【はじめに】仏教はあらゆる事象に対して因果を体系づける事で真理を観る宗教であり、その特性からあらゆる物事を分類して考える性質を持っている。苦悩を考える十二因縁、人間を五つの構成要素に分ける五蘊、認識を分ける十二処や十八界、世界を分ける六道や... 釈 離塵 智慧
智慧 「空」について 【空の概要】全ての事象、物事は実体がなく、因縁(因果)という相互依存で成り立っている。「有」というのも無いし「無」といのも無い。あるのは因果といった複数無限の流れであり、存在するのは関係のみであり、それが「縁起」であって、「空」である。まと... 釈 離塵 智慧
仏法 縁起~十二因縁~ 【縁起と十二因縁の関係、概要】仏教における根本教義となる「縁起」について。基本的には「此あるが故に彼あり。此生ずるが故に彼生ず。此なきが故に彼なし。此滅するが故に彼滅す。」という言葉通り、原因があって結果が生ずるという因果律である。縁起の理... 釈 離塵 仏法
仏法 仏教の旗印~三法印~ 【法印】三法印。もしくは四法印ともいう。諸行無常諸法無我涅槃寂静一切皆苦(四法印)諸行無常、諸法無我、涅槃寂静をもって三法印。これに一切皆苦を足せば四法印となる。三法印が基本になっているとされている。諸行無常に一切皆苦の意味は含まれてるいる... 釈 離塵 仏法
智慧 仏教について 【ブログの背景】記念すべき仏教ブログ一投稿目。このブログは自分の頭の中を整理するという意味合いも持ちつつ、自身の持つ仏教を明確にしていく目的で展開していこうと思ってる。ということで一投稿目まずは、仏教とは?っていう基盤ともなりうる題目で初め... 釈 離塵 智慧