2024-06

浄土論

浄土三部経解説~大無量寿経~上

この大無量寿経では、如来(ブッダ)の生涯を簡潔にまとめた八相成道から始まり、菩薩とは何かが説かれ、釈尊が弟子に対して、こんな話がある。といって説法するところに続いていく。その説法は、一国の国王であった法蔵菩薩が仏の説法をを聞いて、無常の悟り...
浄土論

浄土三部経解説<五根、五力、七菩提分、八正道、三明・六神通>

浄土三部経に出てくる極楽浄土の鳥が囁く仏法。つまり浄土論における悟りへの実践的な修行法であり、生活法であるといえる。【五根】・・・信、精進、念、定、慧の五つの事。仏教の修行において根本的な能力の事。信は仏教を信じる事。精進は悪を断ち善行を実...
浄土論

浄土三部経解説~阿弥陀経~

今回は浄土についてまとめてみようと思う。浄土というのは、「阿弥陀経」「観無量寿経」「大無量寿経」の3つからなる「浄土三部経」を基にしたもので、死後の世界を考え、この世での在り方を正そうという思想である。死後の世界を考えるというのは想像力をも...
分類

スッタニパータ解説【彼岸に至る道の章~其の一~】

最後の章は、とある宗教教団の祖が苦悩し、弟子たちに釈尊にいるところに行って法について問いてきてくれ。と伝え、その弟子たちが釈尊に対して質問を投げかけ、それに対して返答していくという話し建てになっている。何かと面白い話になっているが要点だけま...